数秘術のナンバーにはそれぞれ違った特徴があり、怒るポイントや怒ったときに表に出る態度が異なります。
そのため、自分や他人に対して「なぜこんなことで怒るんだろう…」と不思議に思ったときには、数秘術のナンバーの意味や本質を理解して、理由を考えてみるのがおすすめです。
この記事では、数秘術のナンバーごとに、どんなことに怒る傾向があるのか、怒ったときの態度などについて解説します!
数秘術1の怒るポイント
数秘術1は、自立心や意志が強く、自分の意見をもっています。
独自のアイディアで新しいことを生み出していく、リーダーシップを取るといった性質があるナンバーなので、何かをするときには「自分のやり方で進めたい」という意識が強くあります。
誰かから指示されたり、頼まれごとをしたりなど、他者から何かを要求されて行動するのを好みません。
そのため、人から指図されたり、自分がやりたいことに異なる意見をぶつけられると衝突することになりやすいです。
そんなときには、意見を押し付けようとせずに、1の意見を尊重して譲り合う態度をとるとよいでしょう。
数秘術2の怒るポイント
数秘術2は、調和や平和を大事にするナンバーです。
人との争いを好まないため、めったに怒りを見せたり誰かと衝突したりすることはありません。
むしろ、周囲に衝突し合う人がいれば仲裁役にまわったり、他の誰かが気を悪くしないようあえて控えめな言動をしたりと、周囲の調和やバランスを取るように努めます。
また、自分が誰かに言いたいことがあるときでも、衝動的に行動せず、よいタイミングがくるまで待っている忍耐強さがあります。
もしかすると、そんな2のことを「自分の意見がない」「気が弱い」と思う人もいるかもしれませんが、ときに自分を犠牲にしつつ調和を保つ心遣いができるのは2の大きな長所や強みの1つです。
数秘術3の怒るポイント
数秘術3は、楽しむことが好きな明るく社交的なタイプです。
3はのびのびとしていて寛大で、人を楽しませるのが好きなので、一緒にいて明るい気持ちにしてくれます。人との争いを好まないため、あまり人と衝突するようなこともないでしょう。
ただし、3は批判されるのが苦手です。
3はクリエイティブな能力やコミュニケーション能力に優れているものの現実的な行動は苦手で、「口だけで行動に移さない」「一つのことに集中しない」ことがあり、他人からは無責任と見られがちです。ただし、そのようなことを批判されることで人と衝突する可能性があります。
もし人からは無責任に見えたとしても、それは3のよいところの裏返しでもあります。無理に現実的な取り組みを押し付けたり、無責任と批判したりするのは避けましょう。
数秘術4の怒るポイント
数秘術4は、現実的で保守的なタイプのナンバーです。
4をもつ人は、既存のやり方を重視して物事を行い、価値のある成果を出していく信頼の高い人ですが、その分いい加減なことが嫌うところがあります。
また、慎重で確実に物事を進めるため、突然方向性の変更を求められたり急かされたりするのを嫌ったり、わかっていることを他者から指示をされるといらつくことがあります。
4の人には、やり方を信頼して物事を任せるとよいでしょう。
数秘術5の怒るポイント
数秘術5は、自由や変化を好むタイプで、短いスパンで興味が移り変わり、次から次へと新しいことに興味をもち行動していきます。
逆に一つのことに集中するのが苦手で、古いことや同じことをずっと続ける単調さや退屈を好みません。むしろ、ずっと同じことに留まるのは停滞することと感じて嫌うところがあります。
5は自由に行動したいタイプのため、束縛されるのも嫌います。
ただし、さまざまなことに興味をもって自由に行動することで発展・成長するのが5の強みです。逆に、行動を制限・指図したり束縛したりすると周囲と衝突することになりかねないため、自由を尊重することが大切です。
数秘術6の怒るポイント
数秘術6は愛や思いやりなどを表すナンバーで、6をもつ人は他者とのつながりや調和を好み、人の世話をするのが好きで面倒見がよい人です。
頼まれなくても自分から進んで他者に何かをしてあげるような人ですが、すでに人に十分に何かをしていても「十分に与えられていないかも…」「これでは足りないかも…」などと、過剰に責任を感じてしまうところがあります。
ただし、親切で思いやり深いだけに、自分がしたことに相手から感謝の気持ちを表されなかったり、お返しがなかったりすると怒りを感じることがあり、内心で怒りを溜めてしまいがちです。
そのため、6の人に何かをしてもらったときには、当然と思わず感謝を表すようにするとよいでしょう。
数秘術7の怒るポイント
数秘術7は、思考し探求する人で、自分の世界にこもって真実を探究するのを好みます。
秘密主義で、他者と積極的に交流しようとはしません。他者と衝突するのも避けようとするため、あからさまに怒りを表に見せることはあまりないでしょう。
とはいえ、表面的な会話、詮索されることなどを嫌うところがあるため、表には出さなくても内心ではイライラしていることもあるはずです。
7の人は周囲と積極的に打ち解けようとしないからといって、周囲からあれこれと詮索するのは避けたほうがよいでしょう。
数秘術8の怒るポイント
数秘術8は、権威を求めて野心的に努力する人です。
意志が強く、目標達成するまでハードワークや努力ができる人ですが、それだけに周囲の人にも同じレベルを求めがちです。自分のように効率的に仕事ができない人に対して怒りを感じたり、批判したりすることがあります。
また、他者や状況をコントロールしたがり、支配的になることがあるので、そうした態度がもとで周囲と衝突したりトラブルにつながったりすることがあるかもしれません。
1と同じように、自分のやり方を通したいタイプでもあるので、仕事でもプライベートでも1とは衝突しやすいでしょう。
数秘術9の怒るポイント
数秘術9は、寛大な人道主義者です。
世の中をよりよくしたいという理想をもっているため、すべての存在に偏見なく理解があり、寛大で思いやりがあります。
人生で悲しいことやつらいことを含め多くを経験し、ドラマチックな感情を抱きがちですが、あまり感情を表には出さないところがあります。
ただし、ひどいことをした人や寛大さをもたない人をなかなか許せなかったり、情熱的に理想を求めるため怒りっぽいところがあったりします。
とはいえ、9には手放し許すことが求められるため、そうした経験の美しい面に焦点を当てて、よりよいことに転換させることを意識するとよいでしょう。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術のナンバーにより、怒るポイントや態度の出かたが異なる
- それぞれのナンバーが怒るときの理由を理解する
- ナンバーそれぞれ違ったよさや強みがあるため、相手を尊重して対応する
数秘術のナンバーは、それぞれナンバーごとに大きく特徴が異なります。
そのため、怒る理由となることや、どのように態度に出るかも違うため、そのポイントを理解しておくことが大切です。
相手の大事にしていることを尊重して対応することで、衝突したときにもうまく対処しスムーズな関係性を築くことにつながるでしょう。