「あの人とはどうしていつも衝突してしまうんだろう…?」「何となくこの人とは噛み合わない…」など、人間関係の悩みは日常的に起こるものです。
それでも、数秘術で自分と相手との相性を理解することで、悩みの解消や軽減が可能になります。
そこで、この記事では、数秘術で仕事や友達、結婚相手などの人間関係の相性を分析するときのポイントについて関係別に解説します!
恋愛相手・恋人
恋愛や結婚相手などの、近しい関係性の場合は、自分と相手のライフ・パス・ナンバーやソウルアージ・ナンバーを見ることで相性を判断できます。
その人の基本的な性格や人生の傾向などを示しているナンバーです。さまざまな人間関係で、基本的な性格の相性を知るのに役立ちます。
その人が潜在的にもつ願望を示したナンバーです。本人も普段ははっきりと自覚していないものの、行動するときや物事を選択する際に隠れた動機となるものを表しています。
つまり、ライフ・パス・ナンバーでは「それぞれの性格や個性の相性」、ソウルアージ・ナンバーでは「魂的に望むものが一致しているかどうか」がわかります。
とくに、お互いに潜在的に望むもの(ソウルアージ・ナンバー)がうまく噛み合わないと、知らずのうちに相手の気分を害していたり衝突したりといったことが起こりやすいです。そのため、関係性が近く真剣相手ほど、ソウルアージ・ナンバーに注目する必要があります。
結婚する相手
結婚を考えている相手なら、上記のライフ・パス・ナンバー・ソウルアージ・ナンバーのほかに、ディスティニー・ナンバーでも相性を見ておくとよいでしょう。
人生の方向性を示すナンバーです。その人の使命や、人生で達成すべきことなどがわかります。
ディスティニー・ナンバーで、それぞれがどのような人生のゴールを目指しているのかがわかります。この部分が噛み合わないと、よい関係を築きにくいです。
たとえば、「物質的に成功したい人」と「よりよい世の中をつくるという理想を実現したい人」の組み合わせだと、目指すところが大きく異なるため、お互いを理解してサポートし合える協力関係を結びにくくなります。
そのため、人生をともにする相手であれば、ディスティニー・ナンバーでお互いの人生の方向性についても確認しておくとよいでしょう。
友人関係
友人のような近しい人間関係においては、ソウルアージ・ナンバーが重要になります。
ソウルアージ・ナンバーは表面的には現れにくいですが、このナンバーを把握すれば、自分や相手が内面的なニーズや求めているもの、喜ぶポイント・嫌がることのポイントなどを理解できます。
そのため、相手との相性を踏まえたうえでの関わり方のポイントを理解でき、調和的な関係を維持しやすくなるでしょう。
職場での人間関係
職場での人間関係については、パーソナリティー・ナンバーで判断できます。
パーソナリティー・ナンバーとは、その人の社会的な顔、社会の中で他者と関わるときの「仮面」を表すものです。その人の実際の気質とは、大きく異なる場合もあります。
職場での人間関係は表面的で、相手のプライベートな性格などは理解する必要がない場合が多いでしょう。
そのため、職場での人間関係で、「相手とどう関わればいいのか」「自分との相性」などを知りたい場合は、パーソナリティー・ナンバーを活用しましょう。
パーソナリティー・ナンバーは、相手のフルネームがわかれば計算できるので、仕事上の関係者でも簡単に占えます。
仕事のチームワークなど
チームを組んで仕事をするときには、コンコードの考え方が役立ちます。
コンコードは、1〜9までのナンバーを、それぞれの性質ごとに3つのグループにわけて相性を検討するものです。
1・5・7:好奇心が強く、自分の内面的な欲求にもとづいて主体的に行動するタイプ
2・6・8:ビジネスセンスや現実的な視点をもち、確実な結果を出せるタイプ
3・6・9:スピリチュアルでクリエイティブ。他者に対して心がオープンで、環境に自分をあわせる柔軟性があるタイプ
※コンコードのグループは、バースデー・ナンバー(生年月日の「日」を足して一桁にしたもの)をもとに判断できます
たとえば、ビジネスにおいては、上記3つのグループから異なるタイプの人を組み合わせるなどして、適切に機能するチームを組むために役立ちます。
他にも、コンコードは友人や恋人などとの相性を見るのにも参考にできます。同じグループ同士なら、感覚や興味の対象が似ているため気が合いやすく、よい関係を築きやすいでしょう。
コンコードについては、こちらの書籍で詳しく解説されています。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術で相性を見るときには関係によって異なるナンバーを参考にする
- 人間関係の基本的な相性についてはライフ・パス・ナンバー
- 近しい関係の場合はソウルアージ・ナンバーが重要
数秘術で相性を判断するときには、どのような関係かによって、それぞれ異なるナンバーを活用します。
基本的な性格の相性はライフ・パス・ナンバーで判断できますが、近しい関係の場合はソウルアージ・ナンバー、人生の方向性を含めて相性を見る場合はディスティニー・ナンバーも参考にするとよいでしょう。
職場などの人間関係では、パーソナリティー・ナンバーやコンコードも参考になります。
人間関係で悩んだときには、この記事を参考して相性を検討してみてください。