数秘術では、その人の行動や考え方の特徴がわかる「プレーンズ・オブ・エクスプレッション」と呼ばれるナンバーがあります。
今回は、プレーンズ・オブ・エクスプレッションとは何か、また対象となる4つのプレーンについて解説します!
プレーンズ・オブ・エクスプレッションとは
プレーンズ・オブ・エクスプレッションは、その人の考え方、行動、感情表現などの特徴を表すナンバーです。
出生時のフルネームのアルファベットを用いて算出でき、自分の行動などの特徴をみるほか、人間関係の相性を判断するのにも役立ちます。
プレーンズ・オブ・エクスプレッションのプレーン
プレーンズ・オブ・エクスプレッションには、次の4つのプレーンにわけられます。
- フィジカル・プレーン
- メンタル・プレーン
- エモーショナル・プレーン
- インチュイティブ・プレーン
上記4つのプレーンに「1〜9のどのナンバーがあるか」「どのプレーンの合計が多いか」や「全体的なナンバーのバランス」を見ることによって、行動や考え方などの特徴がわかります。
ライフ・パス・ナンバーとの違い
ライフ・パス・ナンバーは、「自分の性質・性格」「人生の傾向」などを表すナンバーです。
数秘術でもっとも重要視されるナンバーの一つで、「自分はこういう人」というアイデンティティを示しています。それに対して、プレーンズ・オブ・エクスプレッションは、その人がどんな人かではなく、物事をするときのやり方や考え方、何かを判断するときの基準などを示します。
人間関係の相性を判断するのに、ライフ・パス・ナンバーもプレーンズ・オブ・エクスプレッションもどちらも活用できます。
プレーンズ・オブ・エクスプレッションの相性は、結婚相手などとくに近い関係に影響するので、うまくいかないときにはあわせて相性を検討するのがおすすめです。
プレーンズ・オブ・エクスプレッションの意味
プレーンズ・オブ・エクスプレッションにおける各プレーンの意味は次のとおりです。
フィジカル・プレーン
フィジカル・プレーン(身体数)は、身体的な感覚や表現を表すナンバーです。
名前のアルファベットの「4」(D・M・V)と「5」(E・N・W)の合計で算出します。
4つのプレーンのなかで、このナンバーが多い場合には、身体的な回復力や体力があり、体力を要する仕事につける性質があります。
逆に、もっとも少ない場合には、体力的な部分は強くなく、長期的に体力的な負担がかかる仕事には向いていないでしょう。
メンタル・プレーン
メンタル・プレーン(知性数)は、意志や知性に関するナンバーです。
名前にあるアルファベットの「1」(A・J・S)と「8」(H・Q・Z)の合計で算出します。
このナンバーが多い場合は、意志の強さや決断力に長けているほか、物事を判断する際には「適切な理由があるか」を重視するといった特徴があります。
逆に少ない場合は、何かをするときにあまり論理的な面は重視しない傾向があるでしょう。
エモーショナル・プレーン
エモーショナル・プレーン(感情数)は、感情の表現を表すナンバーです。
名前にあるアルファベットの「2」(B・K・T)、「3」(C・L・U)、「6」(F・O・X)の合計で算出します。
このプレーンのナンバーが多い場合は、物事を判断する際に事実や理由よりも、感情的なことが強く影響します。
逆に、少ない場合は、何かを判断する際に「感情的なことに重点を置かない」「感情表現が苦手」といった傾向があるでしょう。
インチュイティブ・プレーン
インチュイティブ・プレーン(直観数)は、ひらめきや直観力のレベルを表します。
名前にあるアルファベットの「7」(G・P・Y)、「9」(I・R)の合計で算出します。
このプレーンのナンバーが多い場合は、スピリチュアルなことに対する感覚が強く、反応しやすい性質があるでしょう。
まとめ
この記事のポイント
- プレーンズ・オブ・エクスプレッションは振る舞いや考え方の特徴を示す
- 名前にあるアルファベットから算出する
- どのプレーンが多いかや少ないか、どこにどのナンバーがあるかに注目する
プレーンズ・オブ・エクスプレッションは、その人の行動や考え方の特徴などを示すナンバーです。
ライフ・パス・ナンバーがその人の本質的な性格や性質を表すのに対し、プレーンズ・オブ・エクスプレッションは4つのプレーンにおけるその人の反応の仕方や特徴がわかります。
自己理解を深めたい、身近な人との相性を知りたい、関係をスムーズにしたいときなどに活用してみてください!