数秘術では、出生時の名前や生年月日を使って運勢などをリーディングをします。
とはいえ、「結婚して名字が変わった」などの場合には、どのように占えばいいのかと気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では、結婚などで名前が変わった場合のリーディングについて解説します。
この記事では、現代数秘術の観点で解説しています。
出生時の名前で占うのが基本
数秘術では、生年月日のほかに、出生時の名前(つまり戸籍上の本名)を使って、運勢や性格などを占うのが基本です。
とくに女性の場合、名前については主に結婚で変わるケースがありますが、基本的には「旧姓」(出生時の名前)で占います。
女性の結婚以外でも、改名で名前が変わったり、親が離婚したなどでフルネームに変更が生じることもあると思います。ただし、名前が変わることがあっても出生時の名前は人生を通じて影響します。
なので、改姓や改名をしたら、そうでなかった場合と比べてまったく違う人生になるということはありません。
自己リーディングをする際や、占い師などに占ってもらうときには、出生時の名前で占うようにしましょう。
変更後の名前による影響
数秘術では出生時の名前で占うのが基本であることには変わりませんが、名前が変わったことによる影響がまったくないわけではありません。
新しい名前を構成するアルファベット、それらのアルファベットに値するナンバーによる影響を受けることになります。
ただ、旧姓やもとの名前による影響が消えて、まったく新しくなるのとは違います。「元の名前に新しい名前の影響がプラスされていく」「両方の影響を受ける」というイメージです。
そのため、基本的には、旧姓で見ることは変わりありませんが、変更後の名前についてもあわせて読み解いていくことで、より理解度を深めることにつながります。
結婚などで名前が変わったときには、新しい名前に変えたことでどのように方向性や意識に影響があったかについても把握しておくとよいでしょう。
結婚などで名前が変わったときに注目したいナンバー
数秘術では、名前をもとに性質などを見ることができます。名前から算出するナンバーはいくつもありますが、とくに次のナンバーに注目しておくとよいでしょう。
- ディスティニー・ナンバー
- ソウルアージ・ナンバー
- パーソナリティー・ナンバー
名前が変わった後に、どのような影響がプラスされているのかを理解するのに役立ちます。
参考記事
名前の変更を検討しているとき
名前の変更を検討しているときには、「名前を変えることでどうなりたいのか」「何を期待しているのか」によって、新しい名前を検討するとよいでしょう。
「これから結婚する」「ビジネスネームを使う」などの場合には、新たな名前によってよい影響を受ける取り入れることもできます。
結婚するときには、あらかじめ相手の人の名字と自分の名前から、どのような影響を取り入れられるのかを確認して相性を検討してみるとよいでしょう。
ビジネスネームを考える際には、ディスティニー・ナンバー(人生の方向性や達成することを表すナンバー)を中心に、どのような要素を取り入れたいのかを考えて、名前を検討してみるのがおすすめです。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術は出生時のフルネームでリーディングする
- 変更後の名前も影響はある
- 名前を変えるときにはどうなりたいかを踏まえて検討する
数秘術では名前と生年月日を使ってリーディングしますが、出生時の名前による影響は生涯にわたり受けることになるため、名前を変更しても出生時の名前から人生の方向性などを解読します。
とはいえ、名前や名字に変更があった場合には、変更後の名前による影響がまったくないわけではありません。
そのため、新しい名前でもリーディングすることで、変更後の名前からどのような影響を受けているかを把握することもできます。
また、これから名前の変更を考えている場合には、ディスティニー・ナンバーなどの影響を踏まえて新しい名前を考えることで、自分が求める要素を取り入れることもできるので、どんな自分になりたいかを考えながら名前を検討してみるのがおすすめです。