数秘術では、パーソナルイヤーというナンバーからその年のテーマや傾向を知ることができます。
パーソナルイヤー7は「見直し」や「再考」がテーマで、自分と内観するのに適した年になります。そのため、7の年には不安を覚えることが増えるかもしれません。
この記事では、私自身の体験を踏まえ、パーソナルイヤー7の年に気をつけたいことやするべきことについて紹介します。
私はパーソナルイヤー7の年に起ったこと
数秘術を学び始めてから、これまでの推移を見ようと年表を作成して過去に起こったことを振り返ってみました。
すると、今年を含め、直近のパーソナルイヤー7の年は「それまでのパターンから脱却するために、自分の本質的な部分と向き合う時間をもてた時期」だったことに気づきました。
たとえば、
- 休息をとる
- 方向性を熟考する
- 資格を取る
など、その後の方向性を変えるための準備期間や転換期のような過ごし方をしています。
そして、この時期をきっかけに、自分のライフパスナンバーやマチュリティナンバー(5と1)を具現化するような流れに向かっているのです。
自分らしい生き方をするために、「この時期をどう過ごすか」が重要になるのではないかと感じました。
2023年
たとえば、今年2023年には次のようなことが起っています。
2023年に起こったこと
- 体調不良(アレルギー症状の悪化)で食事や生活習慣を見直す
- 仕事の方向性や将来性への疑問が強くなる
- 興味をもっていることの資格取得や勉強を始める
まず、昨年の秋頃から体調に異変が出始め、今年に入って春ごろまでにかなり悪化しました。
そして、その対処のために時間や手間をかけざるを得ず、他の部分で生活ペースを落とすことになってしまいました。外出もなるべく控えてうちにこもっているような状態です。
仕事に対しても、現実と自分の理想とするものとのギャップを強く感じ始めます。AIの台頭が進むなど、先のことを考えても「何かを根本から変えていかなきゃいけない」いう思いが強くなり、今後の流れを変えるためにあえて新規の受注を抑えるようになりました。
2014年
前回のパーソナルイヤー7の年には、次のようなことが起こりました。
2014年に起こったこと
- 会社員やオフィスワークの働き方に限界を感じ、フリーランスとして起業を考え始め、そのための準備に取り掛かる
- アレルギー症状の再発で仕事を数週間欠勤し、自宅で休養する
2014年は、「オフィスワークを辞めるよう促されていた」と感じた年でした。
2013年から仕事の方向性についてはかなり悩んでいたのですが、散々考えて始めた新しい仕事も、それまで陥っていたパターンが繰り返され違和感が膨らんでいくばかり。
さらに、不思議なことに通勤中に奇妙な出来事が続き、「早く仕事をやめろ」と暗に言われているように感じられるなど、かなりストレスフルな時期でした。
そんな出来事を経て「これからどんな方向に進んでいけばいいか」をあらためて考えていたところ、ちょうどフリーランスとして活動する後押しとなる情報が得られたこともあり、「雇用される働き方」をやめてフリーランスになる決意が固まりました。
2005年
2005年は、あえて空白期間を設けて自分を癒そうと休息を取っていた時期でした。
2005年に起こったこと
- 半年ほど休息期間を取って好きなことをしてみる
- 資格取得や興味のあったことの勉強を始める
この時期には、「変わりたい」「自分を変えたい」という思いが強くなり「自分と向き合う」だけのためにあえて休養期間を設け、自由に過ごしてみました。
そのなかで、Webデザイナーの仕事に興味をもち独学で勉強をし始めます。
独学ではHTMLの基礎を学んだだけでしたが、本格的に学校に通ってスキルを身につけようか資料請求などしながら考えていました。
ただ、スキルを身につけても活用する自信が持てずに、結局スクールに通うのは断念してしまったのですが、後にフリーランスとして独立することになることを考えると、「このときスキルを身につけていれば、絶対役に立ったのにもったいなかった…」と後悔しています。
パーソナルイヤー7の年に気をつけること
パーソナルイヤー7の年には、それまでの価値観を見直すようなことが起こりがちです。
私は直近の7の年には自分の内面と向き合う時間をもてましたが、それまでのやり方への疑問や違和感が強くなったり体調が悪くなったりと、ある意味で強制的に内面と向き合うような出来事がもたらされたようにも感じています。
そうしたことから考えても、7の年には、体調を崩したり人間関係や仕事で落ち込むことが増えるかもしれません。
ただし、それはあくまでも「価値観の見直し」により自分自身をバージョンアップするために起っていることだと割り切って、不安にならないことが大切です。
もし7の年に辛いと感じることが起ったら、無理をせず、あえて休むなどして、流れに沿って過ごしてみるのがおすすめです。自分が感じたことに正直になることも大切です。
そうすることで、この時期を有意義に過ごし、自分自身の大きな成長につなげられるでしょう。
まとめ
数秘術のパーソナルイヤー7の年は、価値観を見直して人生を軌道修正するのに適した年です。
この年には、少し休息をとるようにしたり、静かな場所で過ごしたりして自分自身の内面と向き合うようにするのがおすすめです。
体調不良などペースを落とさざるをえなくなったときも、無理をして頑張るよりも、流れに沿って休養するなどして自分自身の内面の成長に取り組むことで、有意義に過ごすことができるでしょう。