広告 エッセイ

天職は探すよりも「気づく」ことで見つかる

※このサイトではアフィリエイト広告を利用しています。

現在は働き方の選択肢が増え、「今よりももっと自分に合った仕事につきたい…」と思う人も増えているのではないでしょうか。

自分に合っているだけではなく、天職のように「まさに自分がするべき仕事」と思えるものを見つけたいと思うこともあるかもしれません。

私は過去に転職を繰り返していて、自分の天職といえる仕事をずっと探していましたが、最近になって天職は「遠くを見て探すのではなく気づくもの」だと思うようになりました。

今回は、私の考える天職の見つけ方について書いてみたいと思います。

この記事は、noteに掲載していたものを編集して再公開したものです。

転職を繰り返した過去

私はHSS型HSPの性質があり、HSPの「繊細や過敏さ」とHSS型の「刺激を求める」性質が同居しています。

その影響で、1つの場所に長くいたり同じことを繰り返したりするのが苦手で、過去には転職を繰り返していました。厳密には、仕事の種類は同じでしたが、一つの職場に長く勤めるのが重たく感じられ、複数の職場を転々としていたのです。

その行動の根底にあったのは、「好奇心を満たしたい」「あらゆる経験をしたい」「疲れたので少し休んで充電したい」という思いです。

HSS型特有の感覚だと思いますが、同じ環境にずっといると、枠にはまっているような窮屈さを強く感じてしまいます。また、HSPの「細部が気になる」性質もあり、フルタイムで働いていると無意識的に疲労が蓄積して「しばらく休みたい」という思いも強くなります。結果として、仕事をコロコロと変えることにつながっていました。

すると、必然的に仕事を始めても「ある程度仕事ができるようになったら辞める」というケースが多かったので、他人からは「大した理由なく仕事を辞めたりコロコロ職場を変えたりする、ただの迷惑な人」として見られてしまう。そんなことも悩みの種になっていたのです。

天職を探す日々

次第に、私は「一つのことに取り組むのには向いていない」とわかるようになってはきたものの、仕事を次々に変えるのには限界もあります。

「もっと自分を活かせてコミットできる仕事がどこかにあるのでは?」

そんなことを心のどこかでずっと思っていました。

そんな中ではじめたのが、Webライターの仕事です。書くことが好きではじめたというだけでなく、在宅で静かな環境で取り組めるので、HSPに適した仕事です。そのため、「これがうまくいけばすべてが解決する」と期待を寄せていました。

しかし、実際にWebライターの仕事を続けるうちに、「ライティングは自体は向いているけれど、何かが違う」という違和感が出てくるようになります。私は再び、「より自分を活かせる仕事は何だろう?」と考えるようになりました。

天職のヒントは自分のなかにある

このように、さんざんジプシーを続けてきて、あるきっかけで数秘術を学んだことで、自分が求めていたものが何かわかってきました。

天職は探さないと見つからないような遠くにあるのではなく、もっと身近なところにあったのです。

天職は、「世の中から求められるもの」や「世の中に必要なもの」を基準に探すのではなく、自分自身を理解することで見つかります。

人には向き不向きがあるので、「自分自身のもつ性質を、よりよい意味でよい方向性に活かせることに取り組む」ことこそが、自分にとってするべきことだからです。

まずは自分をよく理解することから始める

私はこれまで、「一つのことが長く続けられない」という自分の性質のよくない側面にばかり意識を向けていました。

ただ、「一つのことが長く続けられない」という性質は、視点を変えれば「新しいものにすぐに適応できる」「新しいものを取り入れて常によりよく変化できる」という長所でもあるのです。

にもかかわらず、これまではそれが活かせない環境ばかりを選んでいたので、物事がうまくいかなかったのです。

いくら欠点のように見えても、欠点の裏には同じだけの長所やメリットが存在します。その長所をどのように活かして世の中と関わり合い、自分自身も幸せになるか。そこに注目することが大切です。

自分を理解することで天職のヒントが見つかる

自分の短所を否定することは、長所を否定することにもなるため、まずは自分のもつ性質を理解し、自分のよいところと、その裏にある短所も一旦受け入れて、フラットな状態で自分を見てみることが大切です。

たとえば、私はHSS型HSPの性質から、これまで実際にたくさんの変化を経験し、さまざまなことに興味をもって知的探求を深めてきました。と言っても、安定志向で臆病なところもあるので、変化に適応するのははじめから得意ではなかったのですが、今では変化によって成長するのが自分自身だと思っているくらいです。

そうした経験や知識を活かして、「人々のよい変化に貢献する」「人々の変化を後押しする」ための活動ができると思っています。

なので、みなさんも「天職を見つけたい」と思ったときには、まずは自分の短所の裏にある長所を理解して、それを活かして何ができるかを考えてみることからはじめることをおすすめします。

この記事が役に立ったら応援お願いします!

-エッセイ