「不安を解消する」「物事を決めるときの参考にする」といった目的で占いを活用するケースは多いかもしれません。
ただ、そうした活用以外にも、占いは毎日の生活を充実させるためにより実用的な活用の仕方が可能です。
今回は、占い(命術)の一つである数秘術からどんなことがわかるのか、また実際に活用して得られたことについてお伝えしたいと思います。
数秘術からは想像以上のことがわかる
私は数秘術を学び、西洋占星術についても学んでいる最中ですが、このような命術からは、とても多くのことがわかります。
たとえば、数秘術では、次のようなことがわかります。
数秘術でわかること
- 人生の傾向や使命
- 自分の性質・性格
- 普段は意識していない潜在的な願望
- 人生の特定の時期に受ける影響 など
そして、上記のことから、どの時期にどのようなことが起こる可能性があるのかを予測し、大まかな金運や運勢の流れを把握したり、人間関係の相性を理解したりすることが可能です。
数秘術は、過去の人生を振り返りながら深く読み込んでいくほど、人生への理解が深まります。
これまでに「何でこんなときにこういう気持ちになるんだろう?」「なぜ私にはこういう出来事がよく起こるのだろう?」といった漠然とした疑問を抱いていた場合には、その答えのヒントを数秘術から見つけられます。
人生で納得のいかないことが多くあったり、自分自身のことが理解できなかったりする人ほど活用することで得られるものが多いです。
私が数秘術から得られたこと
私は感情的に物事を捉えてしまうことが多いので、これまでは自分を客観視しきれないところがありましたが、数秘術を実際に自分で理解することで、自分のことを客観的に捉えて理解できるようになりました。
HSS型HSPという気質もあり、ずっと生きづらさを感じていたため、私は「人は何のために生きるのか?」「私は何をしに生まれてきたんだろう?」といったことを毎日のように考えていました。
考え続けることである程度の答えが見つかってきたところもありますが、どこか確信に欠けるような感じがしていたのです。
しかし、数秘術と出会ってからは、自分で考えていただけではわからなかった発見があり、これまでとは違った視点で物事を見られるようになりました。
過去にあったつらい出来事も、なぜそれが自分に起きていたのかを客観視して少しポジティブに捉えられるようになり、気持ちが軽くなってきたのも数秘術を学んでよかったことの1つです。
自分を理解して受け入れるためのツールとしても活用できる
短所や弱みなど、自分の嫌いなところを受け入れられないというときには、数秘術を活用すると役立ちます。より自分を客観視できるようになり、「そのままの自分でよい」のだとすんなりと受け入れられるようになります。
たとえば、私はこれまでに新しいことに興味持つけれど長続きしないといった悩みが常にありましたが、数秘術から私は5と2というナンバーの影響を強くもち、私の人生には「変化」が1つのテーマであるとわかりました。
また私の性質として、「繊細さ」「直感的」といったものも強く持っていることも数秘術から見て取れました。
これらは、HSS型HSPである私の大きな特徴で、大きな悩みの原因にもなっていたものです。
ただ、それぞれのナンバーにはいずれも「長所」と「短所」がありますが、それぞれ違った特徴があるというだけで「よい悪い」で判断するものではありません。
何かに悩んでいるときには、自分の性格が嫌になったり、「こうだったよかったのに」と思ったりすることもあるものです。
それでも、他者と比較したり自分を否定したりしても状況が改善する訳ではありません。
「自分はこんな才能があり、こんなことが好きだから、こんな分野の仕事をすると輝ける」といったように、自分を理解してもっている性質を活かすことが大切です。
もし自分を客観的に見つめられなかったり、受け入れられなかったりするときには、占いの活用が役立ちます。
数秘術で自己理解を深めて人生の方向性を見つける
占いは、自己理解を深めるのに大きく役立つツールです。
生きづらさを抱えていたり、自分の性格に矛盾が多いように感じていたりする場合には、占いで自己理解を深めることで悩みの解消につながります。
また、人生をよりよく生きるための指針を立てることもできるので、過去に辛い経験が多かったという場合もこれから自分らしさを発揮してより楽に生きる方向性を見つけ、そこに向けて行動できるようになります。
自分を無理に変えるのではなく、自分を理解することで人生を変えられるのが占いの魅力です。
内面的な成長をしたい人や、長い間悩みを抱えている人は、占いを活用して新たな視点を取り入れてみることをおすすめします。