たとえしっかりと行動や努力をしていても、「なかなか結果が出ない…」「停滞が続いてる…」などと感じるときがあります。
そんなときには、なぜ状況が停滞するのか、いつ変化があるのかと気になってしまうことが多いでしょう。
そこで、この記事では、物事が停滞していると感じるときの理由や対処法について、スピリチュアルや数秘術の観点から考察してみました。
物事が停滞するときのスピリチュアル・数秘術的な理由
物事が停滞するときには、「ただ努力が足りていない」といったことではなく、スピリチュアル的な理由が隠れている可能性があります。
たとえば、次の3つです。
今は待つ時期のため
今は待つことが必要な時期のため、なかなか結果につながらなかったり、停滞していると感じたりしている可能性があります。
たとえば、数秘術の「2」がサイクルにある場合は、待つことが求められる時期です。
この時期は焦って結果を出すときではないため、実際に状況がまったく動いていないわけではなくても、表面的にわかりやすく状況の進展を望むのは難しいかもしれません。
たとえば、人間関係や仕事で停滞を感じている場合、そこに他者がかかわっていて、自分だけの努力で結果を出すのは難しいこともあるでしょう。いくら自分が努力をしても、相手にとって適したタイミングや状況にならなければ、状況は動いていかないものです。
いくら素晴らしい商品があって、それを適切に伝えても、相手に資金がなかったり、忙しくて時間に余裕がなかったりすれば商品は売れません。つまり、自分の努力がどうこうではなく、相手とのタイミングが合わないだけということもあるはずです。
そのため、この時期は待つことが重要な要素となり、無理に物事を推し進めようとすると、さらなる停滞を引き起こす可能性があるため、焦らないように注意が必要です。
他にもっとよい方法やタイミングがあるため
他にもっとよいやり方やタイミングがあるために、物事が停滞していると感じている可能性もあります。
自分ではそれが正しいと思ってやっていたとしても、実際には他にもっとよいやり方があるのかもしれません。もしくは、今している努力は、結果が出るのに自分にとってもっとよいタイミングがあるため、今は結果につながらないのかもしれません。
仕事であれば、まだそれほどしっかりした知識やスキルがないのに、早い段階で成果につながったら、その後努力やスキルアップを怠ってしまい、すぐに行き詰まってしまったり、大きな失敗につながってしまう恐れもあるでしょう。
そのような状態を避けられるよう、すぐに結果につながらず、停滞していると感じる状況が続くことで、やり方を改善したり、もっとよいタイミングを見出したりするように、注意や警告が与えられている可能性もあります。
本心ではそれを望んでいないため
今やっていることを本心では望んでいないために、状況が停滞しているように感じている可能性もあります。
たとえば、
- 本当は他にやりたいことがあるけど、自信がなくて別のことをやろうとしている
- 他に選択肢が見つからなくて、仕方なく何かをやろうとしている
- それがストレスになっているのに、知らない振りををして無理に続けようとしている
など、本心では今やっていることを望んでいなかったり、拒否していたりするために、現状が停滞しているのかもしれません。
この場合、自分で自分に許可を出していないので、物事がうまくいかないのはある意味当然といえるでしょう。
それをする必要がないため
自分では「それがやりたい」と思っていても、本当はする必要がないために結果につながらず、停滞していると感じている可能性もあります。
たとえば、やりたい仕事があって、それに向けて勉強や努力をしてみても、それが本来の自分がするべきことでないためにうまくいかないことが考えられます。
誰にでも、強みや弱みがあり、強みを活かしたことで活躍するのが一番です。また、人には生まれる前に「人生でこれを達成する」と決めた目標や目的があります。それと異なる方向に進もうとしているために、物事がうまくいかず、停滞していると感じているのかもしれません。
私自身、過去の仕事や今やっていることを振り返ると、「柔軟性や適応力を発揮する」「不特定多数の人との関わり」「言葉を使って知識を教える・伝える」など、チャートが示す仕事にしか縁がなかったと感じています。
違うことをやろうとしても、なかなかうまくいかないことが多かったです。
そのため、今やっていることは自分が本来することと逸れているためにうまくいかず、停滞していると感じている可能性があります。
物事が停滞するときの対処法
物事が停滞するときのスピリチュアル的な対処法として、次の3つがあります。
物事が停滞するときの対処法
今は大きな成果を期待しない
急いで成果を期待せずに、忍耐強く様子を見てみましょう。
とくに、数秘術のチャートから今どのようなナンバーが与えられているのかを確認して、「2」がある場合は、忍耐強く待ってみて様子を見てみるのがおすすめです。
数秘術2には「調和」や「忍耐」などの意味があります。物事の結果が出るには、自分だけでなく周囲の都合も影響している可能性があるため、忍耐強く待ち周囲との調和を図ることで、最適なタイミングで成果につながる可能性があります。
もし、サイクルに2以外のナンバーがある場合でも、どのナンバーがあるかによって今必要な対応を検討してみるとよいでしょう。
内面を見つめ直す
一度内面を見つめ直し、今やっていることが本当に自分に必要か、本当にそれがやりたいのかを考えてみるとよいでしょう。
いくら努力をしても、本心でそれを拒否していれば、成果やよい結果につながるはずがありません。
たとえば、今やっていることの裏に、「恐れの感情」や「自信のなさ」などの感情が隠れていないかを確認して、それらを手放すようにするとよいでしょう。
また、数秘術のサイクルに「9」がきているときには、不要なものを手放すことが求められる時期なので、自分にとって今後よいことにつながらないと思うことがあれば、しがみつかずに手放すように意識しましょう。
方向性について検討し直す
今やっていることが自分の方向性と合っているのかについても、一度見直してみるとよいでしょう。
数秘術のチャートを確認して、もし自分がやるべきことから逸れているようであれば、目標や方向性を軌道修正してみましょう。
そのうえで、本来あるべき方向性に沿って努力することで、状況に変化が起きる可能性があります。
厳密にはチャート全体をリーディングする必要がありますが、まずはディスティニー・ナンバーで人生の使命を確認する、ライフ・パス・ナンバーで自分の本質やもっている能力を確認することからはじめてみるとよいでしょう。
まとめ
この記事のポイント
- 物事が停滞するときは、スピリチュアル的な理由が隠れている可能性がある
- 目の前のことに取り組み様子を見る
- もしくは現状を見つめ直し、もっと他によいやり方などがないかを検討する
物事が停滞すると感じるときには、そこにスピリチュアル的な理由が存在する可能性があります。
無理に結果を出そうと焦ったり、強行突破しようとしたりするよりも、一旦様子をみたり、やり方を見直してみることで、よりよい結果につながるかもしれません。
また、数秘術のチャートを確認して、そのときのテーマや自分のするべきことを把握しつつ、必要に応じて方向性を軌道修正してみるとよいでしょう。