数秘術では、生年月日とフルネームを使って占いますが、生年月日と名前では、それぞれわかることが異なります。
それでは生年月日から何を知ることができるのか、この記事では、数秘術で生年月日からわかることについて解説します。
数秘術で生年月日からわかること
数秘術では、生年月日から次のことがわかります。
- 自分の本質的な性格や能力
- どのような人生になるかの傾向
- 人生全体の運勢の流れ
- 毎年・毎月・毎日の運勢
つまり、生年月日から「本質的な性格」「人生の傾向」のほか、「さまざまな期間の運勢」を予測するのに活用できます。
同じ生年月日の場合はどうなる?
数秘術では、生年月日からさまざまなことがわかりますが、同じ生年月日の人同士だと同じ結果になってしまうのかと思うこともあるかもしれません。
たしかに生年月日のみでリーディングする場合、生年月日がまったく同じだと、その部分は同じナンバー構成になります。
とはいえ、数秘術のナンバーはさまざまな意味があるので、同じ生年月日で同じナンバーをもつからといって、イコール「まったく同じ人生になる」とはいえません。
また、数秘術では名前からも「その人の行動や考え方の特徴」や「各年に起こる出来事のテーマや意味」などがわかります。名前と生年月日の両方を総合的に見て判断するため、その人特有の人生について知ることができます。
生年月日から算出できるナンバー
数秘術で、生年月日から算出できるナンバーは次のとおりです。
生年月日から算出できるナンバー
ライフ・パス・ナンバー
ライフ・パス・ナンバーは、自分の本質的な性質がわかるナンバーで、数秘術でもっとも重視されるナンバーの一つです。
また、自分のもつ性質から、人生でどのような出来事や経験をするのかといった、人生全体の傾向も把握できます。
生年月日に出てくる数字をすべて合計して、さらに一桁に還元することで自分のナンバーがわかります。シンプルな計算で算出できて、自分の本質を理解できるので、自分のナンバーと意味を把握しておくのがおすすめです。
バースデー・ナンバー
バースデー・ナンバーは、生年月日の「日にち」の部分から、自分のもつ強みがわかるナンバーです。
計算がほぼ不要で自分のナンバーがわかるため、シンプルに理解できます。
適職を判断するときや、仕事に活かせるどんな強みがあるのかを知りたいときなどに活用するとよいでしょう。
ピナクル・ナンバー・チャレンジナンバー・メジャーサイクル
ピナクル・ナンバー、チャレンジ・ナンバー、メジャーサイクルは、人生全体を3つ、もしくは4つにわけて、それぞれの時期の運勢がわかるナンバーです。
人生全体を俯瞰して、どの時期にどのようなテーマがあり、どのような経験をする可能性があるのかを知りたいときに活用できます。
パーソナル・イヤー・ナンバー
パーソナル・イヤー・ナンバーは、9年サイクルにおける毎年のテーマがわかるナンバーです。
数秘術では、9年を一つのサイクルとしており、毎年サイクルのどの位置にいるのかを把握して、その年のテーマからどんな年になるのかの傾向を予測できます。
毎年の傾向を把握して、目標や計画を立てるときなどに活用するとよいでしょう。
パーソナル・マンス・ナンバー
パーソナル・マンス・ナンバーは、毎月の運勢がわかるナンバーです。
パーソナル・イヤー・ナンバーと同じように、1〜9までを一つのサイクルとして、毎月のテーマや傾向がわかります。
一年のなかで、月単位で傾向を把握したいときに活用できます。
パーソナル・デイ・ナンバー
パーソナル・デイ・ナンバーは、毎日の運勢がわかるナンバーです。
パーソナル・イヤー・ナンバーやパーソナル・マンス・ナンバーと同様に、9日間をサイクルとして、毎日のテーマや傾向を把握できます。
その日のナンバーからどんな行動が向いているかを把握し、毎日の計画を立てるために活用できます。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術では生年月日から性格や運勢などさまざまなことがわかる
- 同じ生年月日だからといって同じ人生になるわけではない
- 名前とあわせて総合的に判断する
数秘術では、生年月日から、本質的な性格や人生の傾向、自分の強みや運勢などがわかります。
ただし、名前とあわせて総合的に判断するため、生年月日が同じ人同士が同じ人生になるわけではありませんが、生年月日からだけでも多くのことがわかります。
計算方法も複雑ではないものが多いので、自分のことをより深く理解したいときには、生年月日を使って自己リーディングしてみてください!