数秘術では自分のもっている性質や強み・強みを把握でき、自分らしい生き方の実現や人生の目的達成などに活用できます。
とくに、「自分の強みがわからない」「自分の強みをしっかり把握したい」など、強みを顕在化したいときに数秘術でリーディングをするのがおすすめです。
そこで、この記事では、自分の強みを把握して人生の可能性を広げる方法について解説します。
数秘術で自分の強みを知るためのナンバー
数秘術で自分の強みを知ることができるナンバーとして、次の5つがあります。
ライフ・パス・ナンバー
ライフ・パス・ナンバーは、自分のもつ基本的な性質や能力、人生の傾向などを示すナンバーです。
ライフ・パス・ナンバーは数秘術でもっとも重視されるナンバーで、自分の基本的な性格や本来の気質にもっとも近い性質を表しており、ここから自分がもつ強みや弱みがわかります。
また、人生全体において、ライフ・パス・ナンバーのテーマがレッスンとして与えられ、その領域を発展させていくことになります。
このナンバーを把握しておくことで、
- 自分にはどんな性質があるのか
- どんなところが強みや弱みになるのか
- どのような人生になるのか
- この先の人生でどんな能力を発展させていくのか
など、自分自身や人生についての大筋を理解することが可能です。
そのため、基本として、自分がライフ・パス・ナンバーにどのナンバーをもっているのかを理解しておくとよいでしょう。
ディスティニー・ナンバー
ディスティニー・ナンバーは、人生で到達するべき方向性、人生の目的や使命を示すナンバーです。
たとえば、ディスティニー・ナンバーからは
- 人生の進むべき方向性やゴール
- 世の中での役割
- 人生で達成すべきこと
- もっている能力・スキル
- 実現のために努力する領域
などがわかり、自分の強みをどのような方向性で活かして活躍するのかを検討するのに役立ちます。
ライフ・パス・ナンバーとは異なるナンバーになることが多いですが、もしライフ・パス・ナンバーと同じであれば、さらに強くそのナンバーの性質が強調されることになります。
異なる場合でも、両者がどのように影響し合うのか、ライフ・パス・ナンバーとの関係にも注目してみるとよいでしょう。
バースデー・ナンバー
バースデー・ナンバーは、生来自分がもつ強みを示すナンバーです。
ライフ・パス・ナンバーを達成するための強みとして活用できます。
バースデー・ナンバーは、自分の誕生日の「日にち」を合計して一桁にして算出します。
1日、2日生まれなど、もともと一桁であればそのまま「1」「2」がバースデー・ナンバーになります。
14日、27日生まれなら、2つの数字を合計して一桁にした数字で見ます。(この場合は「5」「9」)
ただし、11・22日はマスターナンバーなのでそのままにします。
このナンバーは生来の強みとはいえ、バースデー・ナンバーの領域にばかりかかわるのではなく、ライフ・パス・ナンバー達成のための補助的な能力として活用するものです。
たとえば、ライフ・パス・ナンバーとバースデー・ナンバーが異なるナンバーになる場合、このナンバーの強みばかりに重点を置いてしまうと、本来の人生の道筋からそれてしまうことになってしまうため、避けるようにしたほうがよいでしょう。
ライフ・レッスン・ナンバー
ライフ・レッスン・ナンバーは、自分の欠けている性質を示すナンバーです。
一見して強みとは正反対といえますが、ライフ・レッスン・ナンバーで示された自分に欠けている性質を強化することで、逆に自分の強みにできる可能性があります。
あえて苦手な部分を強化するように意識して行動することで、自分の人生の可能性を広げることにつながるので、このナンバーにも注目しておくとよいでしょう。
ヒドゥン・パッション・ナンバー
ヒドゥン・パッション・ナンバー(もしくはインテンシティ・ナンバー)は、自分自身でも気づいていない長所を示すナンバーです。
基本的には、名前のアルファベットにもっとも多く登場するナンバーが該当します。
たとえば、山田花子さんなら「YAMADA HANAKO」なので、もっとも多く登場するアルファベットは「A」、つまりヒドゥン・パッション・ナンバーは「1」となります。
このナンバーを見ることで、長所を顕在化できます。
また、ただの長所や強みとして認識するだけでなく、さらに発展させられる可能性のある能力でもあるので、このナンバーを把握して、自己成長につなげるとよいでしょう。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術で自分の強みとなる性質を把握できる
- もっとも重要なライフ・パス・ナンバー
- 複数のナンバーを見ることで気付きにくい強みも把握できる
数秘術では、さまざまなナンバーから自分の強みを把握できます。
強みを顕在化することができるだけでなく、その強みが自分にとってどんな役割を果たしているのかもわかるので、それぞれのナンバーを把握しておくのがおすすめです。
ぜひ自分の個性を伸ばしたり、自己成長のために役立ててみてください。