数秘術では、ナンバーの意味から自分の性格や使命などを把握することができます。
とはいえ、数秘術で「4」は具体的にどのような意味があるのか、どう解釈すればよいかと悩むことがあるかもしれません。
そこで、この記事では、数秘術4の意味や特徴を理解するための主な特徴解説します。
数秘術4の基本的な意味
数秘術4のもつ基本的な意味には、次のようなものがあります。
現実感覚
数秘術4は、現実的な視点や感覚が強いのが大きな特徴です。
たとえば、アイディアのような形がないものではなく、目に見えて形あるものを扱うナンバーです。
4をもつ人は、保守的で慎重、古いものや伝統的なものを重視します。実利主義・成果主義で、仕事では具体的な成果を出し、計画どおり、時間どおりに終わらせられる信頼感の高い人です。
一方で、変化は苦手で、新しいやり方には慎重になるところがあります。
建築・組み立てる
数秘術4は地球を象徴する数字で、「建設する」「組み立てる」「体系化する」といった意味もあります。
4は現実的な形を与えたり、秩序のない状況にルールや制度を構築して、体系化します。
そのため、4をもつ人は、建設業など何か現実的に触れるもの、目に見えるものを組み立てる、アイディアのように形のないものを実際に活用できるようにするといった仕事が適しています。そして、世の中に長く残る基盤となるものを生み出す役割をもつ人です。
安定
数秘術4は安定といった意味もあります。
現実的な4は安定を好み、生活では倹約や貯金をして、安心や安全を確保しようとします。
誠実で献身的、忠実なため、人との関係においても信頼感が高く、男性であれば結婚すれば安定した家庭と家族を守るためにしっかりと働くでしょう。
サイクルに4がある場合
数秘術4がサイクルに登場する場合には、次のような意味や解釈ができます。
サイクルに4がある場合
パーソナル・イヤー・ナンバーに4がある場合
パーソナル・イヤー・ナンバーに4があるときは、仕事をする、未来への基盤を作る現実的な年です。
そのため、次のような行動をするのに適しています。
- 仕事に集中する
- 家を建てる
- アイディアや計画を形にする
この年には、何よりも、現実的な視点や仕事への取り組みが大切です。
ピナクル・ナンバーなどに4がある場合
ピナクル・ナンバーやチャレンジ・ナンバーに4があるときには、主に仕事や倹約をするのがテーマの時期となります。
チャレンジナンバーに4がある場合は、「何らかの理由で働くことの必要性」や「やるべき仕事がある」といった状況に向き合うことになるかもしれません。
ピナクル・ナンバーに4がある場合も、現実的に仕事に打ち込む時期となる可能性があります。
あるいは、望んでいたことが現実化するといった場合もあります。
数秘術4の副次的な要素
数秘術4といっても、4をもつ人がすべて同じ性質をもつのかというと、そうではありません。
数秘術のナンバーを調べるために名前や生年月日のナンバーを合計したときに算出された2桁の数字によって、もっている性質は異なります。
そのため、自分のナンバーがもつ性質を判断する際には、次のポイントにも注目しておくとよいでしょう。
4の副次的な要素を見るポイント
合計して4になるナンバーを確認する
自分のナンバーを算出するときには、合計して4になる2桁のナンバーにも注目しましょう。
合計して4になるナンバー、たとえば
- 13
- 22
- 31
- 40
- 49
- 58
- 67
- 76
- 85
- 94
といったナンバーです。
これらのナンバーによってそれぞれ異なる性質をもつため、その点も踏まえると、より詳細に自分の性質などを判断できます。
2桁のナンバーを調べる方法
自分がもつ2桁のナンバーは、次のようなステップで確認できます。
たとえば、1997年1月4日生まれの場合にライフ・パス・ナンバーは1になりますが、生年月日を合計した計算結果は「31」です。(1+9+9+7+1+4=31)
この場合、4の他に「3と1」の意味も含まれるため、4とはいっても、優れた現実感覚に「創造性」や「アイディア」といった性質を併せもちます。
この場合、ナンバーの意味の強さは「4>3>1」の順で考慮します。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術4は現実的な視点や感覚が強い
- 形あるものを生み出し基盤を作る
- 同じ4でも人により性質は異なる
数秘術4は、現実的な感覚が強いナンバーです。
形あるものや古いやり方、成果を重視する、保守的で安定を重視する人です。
ただし、数秘術で4があるといっても、すべて同じ意味ではなく、計算したときの合計により異なる意味が含まれる場合もあるため、より詳細に自分の性質を理解したい場合はその意味も含めて判断してみるとよいでしょう。