数秘術では、ナンバーの意味から自分の性格や使命などを把握することができます。
とはいえ、数秘術で「8」は具体的にどのような意味があるのか、どう解釈すればよいかと悩むことがあるかもしれません。
そこで、この記事では、数秘術8の意味や特徴を理解するための主な特徴解説します!
数秘術8の基本的な意味
数秘術8のもつ基本的な意味には、次のようなものがあります。
ビジネスセンス
数秘術8は、リーダーシップ・決断力・判断力・問題解決力といった能力があり、ビジネスセンスに優れています。
8をもつ人は、責任感が強く、実利主義で、意義のある成果をもたらす仕事ができる人です。
そして、物質的に成功し、自身に関わるすべての人に利益をもたらす役割をもちます。
権威・金銭
数秘術8は、内面の衝動や欲求から、権威や金銭を強く求める傾向があります。
野心的で目的意識をもち、忍耐強く立てた目標を達成するまで努力できるため、権威のある立場まで上りつめて成功できる大きな可能性をもっています。
ただし、8は運のよさで成功するナンバーではありません。8が到達する成功は、すべて自身の努力に基づくものです。
そのため、8が成功するには、挫折や困難を乗り越えつつ、目的の達成まで相応の努力をすることが求められます。
バランス
数秘術8は、バランスを取ることへの意識をもつことが大切です。
8は物質的な成功への強い欲求がありますが、「物質的なこと」と「スピリチュアルなこと」とのバランスを取ることが求められます。
8の望む権威や成功は、簡単に到達できるものではなく、成功ばかりを追い求めても幸せでいられません。
そのため、物質的なことばかりに偏るのではなく、「誠実さをもち公平さを失わない」「自分の健康を気づかい、趣味や楽しめることをもつ」など、バランスを失わないようにすることが大切です。
サイクルに8がある場合
数秘術8がサイクルに登場する場合には、次のような意味や解釈ができます。
サイクルに8がある場合
パーソナル・イヤー・ナンバーに8がある場合
パーソナル・イヤー・ナンバーに8があるときは、ビジネスに集中的に取り組む時期です。
たとえば、次のようなビジネスに関する取り組みや行動をするのに適しています。
- ビジネスの発展につながる機会に恵まれる
- ビジネスの状態を改善させる
- 知識を活用し手際よく仕事をする
この年には、何よりも、ビジネスへの取り組みが大切です。
ピナクル・ナンバーなどに8がある場合
ピナクル・ナンバーやチャレンジ・ナンバーに8があるときには、権威や金銭の獲得、ビジネスでの成功との関わりのある時期です。
ただし、数秘術8は努力によって成功するナンバーです。
運で成功するわけではないので、そこにつながる機会が与えられても、努力が必要だったり失敗や挫折といった経験をしたりする可能性もあります。また、事業をしている場合は、そのための支出が多い時期になるかもしれません。
そのため、とくにバランスを取ることを大事にして努力を積み重ねることが大切です。
数秘術8の副次的な要素
数秘術8といっても、8をもつ人がすべて同じ性質をもつのかというと、そうではありません。
数秘術のナンバーを調べるために名前や生年月日のナンバーを合計したときに算出された2桁の数字によって、もっている性質は異なります。
そのため、自分のナンバーがもつ性質を判断する際には、次のポイントにも注目しておくとよいでしょう。
8の副次的な要素を見るポイント
合計して8になるナンバーを確認する
自分のナンバーを算出するときには、合計して1になる2桁のナンバーにも注目しましょう。
合計して8になるナンバー、たとえば
- 17
- 26
- 35
- 44
- 53
- 62
- 71
- 80
- 89
- 98
といったナンバーです。
これらのナンバーによってそれぞれ異なる性質をもつため、その点も踏まえると、より詳細に自分の性質などを判断できます。
2桁のナンバーを調べる方法
自分がもつ2桁のナンバーは、次のようなステップで確認できます。
たとえば、1990年3月4日生まれの場合にライフ・パス・ナンバーは8になりますが、生年月日を合計した計算結果は「26」です。(1+9+9+0+3+4=26)
この場合、8の他に「2と6」の意味も含まれるため、8のなかでも「調和を生み出す能力」や「他者への貢献」といった性質を併せもちます。
この場合、ナンバーの意味の強さは「8>2>6」の順で考慮します。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術8は優れたビジネスセンスがある
- 権威や金銭と関連が強く、努力によって成功する
- 同じ8でも人により性質は異なる
数秘術8は、ビジネスと関連の高いナンバーです。
ビジネスセンスがあり、権威や金銭への欲求が強く、継続的な努力によって成功できる可能性があります。
ただし、数秘術で8があるといっても、すべて同じ意味ではなく、計算したときの合計により異なる意味が含まれる場合もあるため、より詳細に自分の性質を理解したい場合はその意味も含めて判断してみるとよいでしょう。