占いは特別な能力がある人だけのものではなく、学べば誰もがスキルや知識を身につけることが可能です。
占いを学ぶには、本格的にスクールで学ぶ方法もありますが、趣味として独学で勉強することもできます。
今回は、占いを独学するメリットと独学におすすめの占術を紹介します!
占い趣味で独学するメリット
占いを趣味として独学することで、次のようなメリットが得られます。
自分で自分を占える
占いを趣味で独学すれば、いつでも自分で自分について占えるようになります。
悩みがあるときに占い師に相談しようとすると、その都度鑑定料を支払わなければいけませんし、対面で鑑定してもらおうとすればそのための時間もとらなければいけません。
ですが、自分で占いを学べば、必要なときにいつでも自分で占って答えが出せるので、悩みが出てきたときに毎回鑑定に費用や時間をかけたりする必要はなくなります。
また、悩みに対して自分で答えを見出せるようになれば悩む時間が減ったり適切な行動ができるようになったりして、より人生が豊かになるメリットもあります。
自己理解が深まる
占いを独学すれば、いつでも自分で自分を占えるようになり、自己理解が深まります。
自己理解を深めるには、「命術」と呼ばれる占術を学ぶことが必要です。
命術には難しいものが多いですが、知識を身につければ自分のことをよく理解できるようになります。
なので、学びを深めれば自分の強みを活かせる適職が見つかったり、自分と相性のよい相手と良好な人間関係を築けるようになったりする効果が期待できますよ。
仕事にできる
占いを学んで深い知識を身につければ、占いを仕事にすることもつながります。
占いを仕事にするというと、まっさきに占い師が思い浮かぶと思います。占い師になるのには「この方法で学ばなければいけない」といった決まったルートはないので、独学でも占い師になることは可能です。
占術によっては独学からはじめて足りない知識をスクールで補う場合もあるなど、完全に独学で占い師になるのは難しい場合もあります。
占い師になる以外にも、占いに関するブログを運営したり電子書籍を出したり、占いのライターとして記事を書くといったことで収入を得られる可能性があります。
知識があれば、一生モノのスキルとして、何かしらの形で収益化できるのも大きなメリットですね!
良好なコミュニケーションがとれる
独学で占いを学んでリーディングができるようになれば、周囲の人とのコミュニケーションに役立ちます。
占いで自分と相性のよい人がわかったり、特定の相手との相性を理解したりできるので、円滑な人間関係を築きやすくなるでしょう。
他にも、初対面の人など会話のきっかけを作りたいときに、簡単に占ってあげることで話題作りにするといった活用もできますよ。
趣味として楽しめる
占いを学ぶことは、単純な趣味として楽しめます。
「知識をつけてから自分や周囲の人を占えるようになりたい!」という目的のためだけでなく、学ぶこと自体も楽しめます。
哲学やスピリチュアルのような形而上的なことに興味がある人には、とくに楽しめると思います。
独学するなら自分のペースで学べますし、高額な費用をかけなくても身につけられるので、趣味として学びやすいです。
占いの独学におすすめの占術
占いには多くの種類がありますが、そのなかでも独学しやすい占術は、次の3つです。
数秘術
数秘術は生年月日などの情報をもとに占う命術の一つです。
独学が難しい命術のなかでも理論が比較的シンプルなため、独学でも基本的な部分をマスターしやすいです。
数秘術を独学するメリット
- 自己理解が深まる
- 今まで知らなかった自分を発見できる
- 周囲の人との相性がわかる
- 簡単な未来予測ももできるので将来的な計画を立てやすくなる
数秘術は、とくに自己理解を深めるのに役立ちます。
たとえば、私はHSS型HSPの気質があり、繊細さと刺激を求める矛盾した性質が自分のなかに同居しているので、自分でも自分のことがよくわからないところがありました。ですが、数秘術を学んでから、自分のことを客観的に理解できるようになり混乱がなくなっていきました。
自分に合った生き方や働き方のヒントを得て、自分らしい生き方ができるようになっているのも学んだメリットですね。
数秘術の独学に必要なもの
数秘術を独学するには、解説本が役立ちます。
実際にリーディングするには、生年月日とフルネームを使って簡単な計算をするだけです。自動計算できるアプリなどを使えばさらに簡単ですが、なくても占えます。
書籍を活用して最初にひと通り理論を理解したら、自分や周囲の人を占ってみながら理解を深めていくことができます。
タロットカード
タロットカードは、カードを引いてその絵柄から解釈をする「卜術(ぼくじゅつ」の一種です。
人気や知名度の高いタロットカードも、独学におすすめです。
タロットカードを独学するメリット
- 多くの解説本があり独学でも学びやすい
- 人気があり需要が高いので仕事を得られやすい
タロットカードは人気の占術なので、たくさんの解説本が出ています。
基礎をひと通り学べる本や、カードの意味を詳しく解説している本など、さまざまな種類から自分に合った本を見つけられます。
また人気がある、つまり需要も大きいので、いずれ占い師になりたい場合には、タロットカードを身につけておけば仕事につながりやすいでしょう。
タロットカードの独学に必要なもの
- 解説本
- タロットカード
- タロットマット
- 浄化グッズ
タロットカードには、「ウェイト・スミス版」と呼ばれるデザインがスタンダードとされていますが、他にもたくさんの種類が出ています。
はじめはスタンダードのものを選ぶのがよいようですが、合わない場合は好みの絵柄のものを使ってみるのも楽しいと思います。
オラクルカード
オラクルカードは、カードを引いて高次元からのメッセージを受け取る「卜術」の一つです。
タロットカードと似ていますが、オラクルカードは「今の自分に必要なメッセージを受け取るもの」なので、厳密にはタロットカードのような未来予測のための占いとは異なります。
オラクルカードを独学するメリット
- 自由度が高いので学ぶハードルはそれほど高くない
- 絵柄がきれいで眺めているだけで癒される
オラクルカードはタロットカードよりも自由にリーディングができるため、学ぶハードルは高くありません。
きれいなカードを使って、実践を中心に楽しく学べます。
オラクルカードの独学に必要なもの
- 解説本
- タロットカード
- タロットマット
- 浄化グッズ
オラクルカードも初心者向けにカードのリーディングの仕方について解説された本が複数あります。
どのようにリーディングするか、カードのどのようなところに注目するのか、スプレッドや読み方のコツまで載っているので、ひととおり読むとだいぶ占う感覚がつかめるでしょう。
オラクルカードはかなりたくさんの種類がありますが、自分の好きなものを選べばOKです。絵柄が幻想的できれいなので、カードが手元にくると自然とテンションも上がると思います。
まとめ
この記事のポイント
- 占いを趣味にして独学すると、いつでも気軽に占えるなどのメリットがある
- 学んだ後は占い師などで収益化も目指せる
- 独学には「数秘術」「タロットカード」「オラクルカード」がおすすめ
占いは、特別な能力がある人だけではなく、誰でも学んで知識やスキルを身につけられます。
とくに、数秘術やタロットカード、オラクルカードのような独学でも理解しやすいものを選べば楽しく学びながらスキルを身につけられるでしょう。
まずは、自己理解を深めるなど、占いを独学してどのように活かしたいかを明確にして、学びたい占術や書籍を選んでみてください。