数秘術では、ナンバーの意味から自分の性格や使命などを把握することができます。
とはいえ、数秘術で「2」は具体的にどのような意味があるのか、どう解釈すればよいかと悩むことがあるかもしれません。
そこで、この記事では、数秘術2の意味や特徴を理解するための主な特徴解説します。
数秘術2の基本的な意味
数秘術2のもつ基本的な意味には、次のようなものがあります。
繊細さ・思慮深さ
数秘術2は、美しいものや平和を好み、繊細な感性をもっています。
他者に細かな気遣いができる、また他者が言葉にしていない感情がわかり、皆にとってよいやり方を見つけるよう努力できるなど、自身の存在で他者へ調和や安心感を与えられる性質をもっています。
2をもつ人は仕事ではサポート役に向いていて、とくに能力があり尊敬できる人のもとで働くことで能力を発揮できるでしょう。
他人の目を意識しすぎるところがあり、傷つきやすく自信をなくしがちになることもありますが、控えめで穏やかな2は誰からも好かれるタイプの人です。
調停・交渉力
数秘術2は調停や交渉といった能力に優れています。
他者を説得したり、折衝したりして、周囲の環境に調和バランスをもたらす役割を担うのが2の人です。
たとえば、この能力を活かして、職場で調停役として周囲の人々をサポートしたり、人と人の間に立って双方をつなぐコーディネーターといった仕事で活躍できます。
自己主張や自分が前面に出ることよりも、人間関係を大事にし他者のことを考えられるところは2の性質がもつ大きな強みです。
パートナーシップ
人間関係を重視する数秘術2には、パートナーシップという意味もあります。
2には他者との協調や協力などが重要な要素で、人間関係は2にとって大事なものです。
2をもつ人は、仕事でもプライベートでも人間関係が重要で、一人でいる環境では幸せを感じにくいでしょう。仕事においての成功も、他者とのかかわりが影響します。
サイクルに2がある場合
数秘術2がサイクルに登場する場合には、次のような意味や解釈ができます。
サイクルに2がある場合
パーソナル・イヤー・ナンバーに2がある場合
パーソナル・イヤー・ナンバーに2があるときは、調和や人間関係、忍耐が大きなテーマとなるときです。
そのため、次のような行動をするのに適しています。
- 早急に物事を進めようとするよりも、待つことや他者との協調を重視する
- 物事が成長するために時間を要する時期
- 新しいパートナーシップがはじまる、もしくは終わりを迎えるかも
この年には、何よりも、他者との協調やパートナーシップへの取り組みが大切です。
ピナクル・ナンバーなどに2がある場合
ピナクル・ナンバーやチャレンジ・ナンバーに2があるときも、他者との協調が重要な時期です。
そのため、仕事・プライベートでパートナーシップに関する問題や別れが起こる、また問題を平和的に解決することの学びを促進するようなことが起こる可能性があります。
また、感情的には繊細さのような感情的な問題が出てくる可能性があります。
この時期には、忍耐や他者に強力する姿勢をもち、物事に取り組むよう意識するとよいでしょう。
数秘術2の副次的な要素
数秘術2といっても、2をもつ人がすべて同じ性質をもつのかというと、そうではありません。
数秘術のナンバーを調べるために名前や生年月日のナンバーを合計したときに算出された2桁の数字によって、もっている性質は異なります。
そのため、自分のナンバーがもつ性質を判断する際には、次のポイントにも注目しておくとよいでしょう。
2の副次的な要素を見るポイント
合計して2になるナンバーを確認する
自分のナンバーを算出するときには、合計して1になる2桁のナンバーにも注目しましょう。
合計して最終的に2になるナンバー、たとえば
- 11
- 20
- 29
- 38
- 47
- 56
- 65
- 74
- 83
- 92
といったナンバーです。
これらのナンバーによってそれぞれ異なる性質をもつため、その点も踏まえると、より詳細に自分の性質などを判断できます。
2桁のナンバーを調べる方法
自分がもつ2桁のナンバーは、次のようなステップで確認できます。
たとえば、1980年1月1日生まれの場合にライフ・パス・ナンバーは2になりますが、生年月日を合計した計算結果は「20」です。(1+9+8+0+1+1=20)
この場合、2を「0」が強調するため、通常の2よりも意味が強くなります。
もしくは、「29」のように合計して「11/2」になる場合は、マスターナンバー11となるため、「11」の意味と、さらに「9」の意味を併せもちます。
まとめ
この記事のポイント
- 数秘術2は環境に調和をもたらす性質がある
- 人間関係が重要
- 人との調停役や交渉などの能力に優れている
数秘術2は、繊細な感性と穏やかな性質をもつナンバーです。
2をもつ人は、交渉や折衝、調停などの能力があり、周囲に調和をもたらす役割を担う人です。
ただし、2がある場合はすべて同じ意味ということではなく、計算したときの合計により異なる意味が含まれる場合もあるため、より詳細に自分の性質を理解したい場合はその点もも含めて判断してみるとよいでしょう。